4月10日
「嫁こさ来い」CD完成発表〜皆様の御協力を!
この日、青森五所川原市市浦地区のもや会館で宗家作詞、振付、サエラ作曲、歌「嫁こさ来い」CD完成発表に伴い、“唄って!踊る!楽習会”を開催、地域の皆さんが多数集まり踊りの講習会、サエラのミニコンサートを楽しみました。
宗家の地方活性化の応援活動の一環で、つがる市稲垣の廃校になった小学校での文化活動も始まります。
「嫁こさ来い」はYouTubeで、そのまま検索に掛けると踊りが観られます。
CDは地域活性化の活動支援金として、皆様に御協力頂いています。一枚¥1.000以上の支援金を御願い致します。是非、皆様も御支援下さい。
連絡先:携帯メールsouke_tatibana@docomo.ne.jpまで!

4月15、22日
NPO法人ペタアートネットジャパン(PAN-J)
アート研究講座(2016年度)
平成28年4月15、22日下記の通り、宗家の講演会が開催された。
宗家が、これまでに経験した活動を通して体得した表現者としての総括と云える講演会でした。当日は、元早稲田演劇博物館館長伊藤洋氏、武蔵野美術大学教授小石新八氏を始め芸術文化関係の専門家が聴衆として参加し、有意義な講演会でした。
<当日案内パンフレットより>
総題「表現者の宇宙」〜アーティストの背後から見えるもの〜
人間社会の表現は多種多様である。口頭表現、身体表現のみならず文章や絵画
など自己の創作品での表現もある。アーティストはどのように表現し、表現術
を磨き、他者に伝達しようとしているのだろうか。この講座「表現者の宇宙」
では、様々なジャンルのアーティストを講師にお招きし講演していただいて、
表現の諸問題を実作の面から考察し、表現の根源を探求したいと思う。特に今
年度は日常生活における表現の問題を扱いたいと考えている。
4月は立花流の宗家、立花寶山先生にお出でいただき、身体表現の問題を取り上げる。5月には俳優養成に力を注ぐ演出家、守輪咲良先生にアメリカ仕込みの身体表現について、さらに6月には大判写真家、房園浩一先生と、水彩画とカリグラフィーを融合させる表現を追求し続けている松田圭子先生にその苦心談を話していただく。以降も原則として毎月2回(7〜8月は休み)講座を開催する。
・場所はいずれも武蔵野美術大学 新宿サテライト教室(新宿センタービル9階)
・時間はいずれも原則として14時〜16時
・聴講料は不要、どなたでも来聴歓迎(予約申込み不要、当日来聴受付)
・問い合わせ、連絡先: 担当者・多田忠弘(090−8461−0892)
PAN-Jホームページ
http://www.pan-j.org/ ○第1回、第2回 「身振りの伝承」
講師: 立花流宗家、立花寶山(舞踊家、俳優、演出家、振付師)
日時: 第1回目 4月15日(金)14時〜16時
第2回目 4月22日(金)14時〜16時
<内容> 「表現者の躯作り」
「表現の“形”“色”“温度”」
「映像と舞台表現の差異」
「伝承表現と日本のこころ」
舞踊、演劇、歌舞伎、オペラ等で、舞踊家、俳優、演出家、振付師として活躍されている経験を通して、立花寶山先生が「身振りの伝承」を語る。
舞踊における「舞、踊、振り、見立て」の動作表現の意味と、そこにある日本的なこころを、実技を通してわかりやすく解説し考究する。
○第3回、第4回 「演劇と身体、空間」
講師: 守輪咲良(もりわ さくら、演出家、劇団主宰、俳優、演技指導)
日時: 第3回目 5月13日(金)14時〜16時
第4回目 5月27日(金)14時〜16時
<内容> 「教会(NYアクターズ・スタジオ)という空間」
「俳優の身体−−−「楽器」としてのとらえ方」
「公開された孤独−−−『舞台上の空間』と『俳優の存在』」
「自立したクリエイターとしての俳優」
「マリヴォーという古典喜劇作家との出会い」
守輪咲良先生はニューヨーク滞在10年、アクターズ・スタジオのリー・ストラスバーグより「メソード演技」の指導を受けている。
舞台上に「立つ」ということ、そこに求められる身体性と内面表現などを背景に、帰国後、若い人たちと劇団を立ち上げて18世紀フランスの劇作家マリヴォーの連続上演を重ねてきた。昨年秋にもその重要作『偽りの打ち明け話』を演出した。若手俳優養成の経験も豊かであり、これまでの体験を基に身体表現について語る。
○第5回 「大判写真の魅力」
講師: 房園浩一(日本大判写真家協会会員)
日時: 6月27日(月)14時〜16時
<内容> 「大判写真とは」
「高密度画像の特徴」
「大画面の効用と効果」
「風景撮影の作法」
大判写真家として長年活躍し作品を作り出している房園浩一先生が大判写真の特色についてわかりやすく解説する。
大判写真とはプリントされた写真の大きさを言うのではなく、撮影時に使われた銀塩フィルムのサイズが4×5インチ以上のもので撮られたものを指す。現在普及しているデジタルカメラと区別されるのはこの媒体の違いであって、その写真効果の違いについて考察する必要がある。これを実例に即しながら解説し探求する。
○第6回 「文字と画の表現」
講師: 松田圭子(カリグラフィー・アーティスト)
日時: 6月28日(火)14時〜16時
<内容> 「手書き文字とパソコンの文字」
「作品について(画と文字)」
「言葉に宗教の入る意味」
「なぜバラの画なのか」
松田圭子先生は西欧手書き文字工房を主宰し、水彩画を描きそこに添える手書きの欧文文字をいかに美しく融合させ表現するかを長年探求し自作されている。
パソコンで書かれた文字がもてはやされ、手書きの文字は避けられる時期もあったが、パソコンがかなり普及した今、手書きの文字が見直されている。文明の技術力で作られた文字は確かに美しく読みやすいが、どこか冷たさを感じる。そこには隙のない整いすぎた形が存在するからである。文字は言葉の伝達手段ではあるが、文字の姿形やその周りの空間に画があるか否かで伝わり方に違いが出てくる。その水彩画と文字の関係について考えてみたい。
日本舞踊協会中央ブロック公演
5月27日(金)国立大劇場 4時30分開演
夜の部の序幕、長唄「松竹梅」に宗家が出演します。
花柳寿南海師の子息、花柳翫一さんに、若手の女性舞踊家が絡んでの、序開き、宗家が抑えに入って品のある美しい舞台が展開されます。振付は西川左近先生です。舞踊協会ならではの各流共演お楽しみ下さい。宗家の舞台姿、お誘い合わせの上是非御運び下さい!
只今チケット申込受付中です。
申込先:携帯メールsouke_tatibana@docomo.ne.jpまで!